第十六話 「休暇の終宴」
第十六話
「休暇の終宴」





『休暇』最後の日。
二人が帰った後に三田さんが掃除に来てくれるだろうが一応二人で掃除をし、シーツやパジャマ等も洗濯して二人の関係の痕跡を残さないようにして。
冷蔵庫の中身も使い切るような豪華な最後の晩餐を楽しみ。
リビングのキャビネットに入っていた咲也の父さまのコレクションのブランデーを失敬して作ったブランディケーキでデザートと味わえば
時雨も咲也もこの一ヶ月を楽しく振り返り会話も弾む。
掃除した風呂を汚さないように軽くシャワーを浴びて、帰りの荷造りを済ませて戸締り等も確認しすぐに帰れる状態にして。
二人寝室のベットで
「ふぅ…」
と、一息つく。

「お疲れ様時雨。あとは…タクシー呼ぶだけ…だね… それまで…」
そこまで言うと時雨の首にするっと腕を回し抱き寄せ身体で『シて』と伝える。

いよいよ、遊廓へ帰る日がやってきた。
約一ヶ月咲也と一緒に居たわけだが、名残惜しいのか楽しい会話の中にもしんみりとした感情が芽生える。
ベッドの上で優しい表情を浮かべる咲也も、心なしか時折寂しそうにする。
不意に咲也は時雨の首に手を回し抱き寄せれば、耳元で一言。
それに反応して咲也をぽふんと押し倒す。
そしてゆっくりと言葉を発する。
「覚えてる? 僕たちが出会った時のこと……」

「うん…? 覚えてるよ…ハッキリ…」
時雨の問いに微笑みながら蒼い瞳を見つめ。
「最初に見たのが 目だった… すごく綺麗な青だなーって見てたら キス…してくれた」
少し恥ずかしそうに微笑む。

「馬鹿みたいに緊張してて…子犬みたいに怯えてたけどね…」
咲也の頬を撫でて、あの日のことをゆっくりと思い出しながら…
「まだあの頃は…まるで純粋で…やっちゃうのがもったいないくらいだったよ…でも…」
と、にこりと笑いながら…ゆっくりと咲也の唇を優しく奪う。

「だって…『教育係』なんていうから…もっとベテランの…大人の人が来るかと… 怖かったんだよ… 時雨を見て…安心した」
時雨の言葉に恥ずかしかったことも思い出していれば唇が触れ。
「ん… 時雨… ちゅぅ」

「ちゅ……んふぅ……ちゅ」
咲也にあの頃のたどたどしさはない。
触れた唇から舌を差し込めば、柔らかく迎え入れてくれる。
咲也の口内を味わいつつ。
「確かに大人の人も来ることはあるよ…スッゴく綺麗だから…」と言って、首筋を舐める。

「ふ…ッ はぁ 時雨… ちゅく」
差し込まれた舌に吸い付き舌先を絡めながら抱きつく腕に力を込める。
「はぁ いつも言ってるけど…僕の『教育係』が…時雨で良かった… ちゅ…」
他の誰かではなく 自分の初めてを好きな相手に捧げられたことを心から嬉しく思っていると伝えるように擦り寄って甘える。

積極的に時雨を求める咲也に、よしよしと頭を撫でてやる。
「ん…そっか…よーくわかってるから。あの日から咲也は僕にゾッコンだってね」
頭をくしゃくしゃと撫でつつも、シャツの下に手を弄らせて、柔らかな乳首をなぞる。
咲也の吐息や匂いを感じながら…

「んん…っ ぁ…はぁ… 時雨が…僕に…忘れられないくらい…気持ちよく…シてくれた…から… んぁッ」
いつだったか時雨に『一目惚れ』だと言ったことを思い出す。
時雨の言葉通り自分はあの日時雨と出会った時から時雨に惹かれていた。
「んっんっぁ… ふぁ… 時雨…」
どんな手練の客にされるよりも時雨の何気ない愛撫にどうしようもなく感じてしまう。

「咲也…すっごく感じてるね?鼓動がドクドク伝わってくるよ…」
ただキスをして、乳首をやわやわと弄っているだけなのに、息を荒げて感じる咲也。
「咲也…服脱げる?」
中指と人差し指で突起をつまみながら問いかけてみる。

「う…うん… ブランディケーキで酔うほどじゃないはずなのに…ドキドキして…身体…熱い… はぁ」
『時雨に抱かれている』と意識するだけで鼓動が高鳴ってしまう。
「うん…」
時雨の言葉に恥ずかしそうにシャツのボタンを外して自分から服を脱いでいく。

咲也の身体の熱さは、そのまま興奮の度合いを表しているのだろう。
うっすらと汗ばむほどに、咲也は興奮している。
ここに、絶え間ない愛撫を加えればどうなってしまうのだろうか…
と、考えながら咲也の胸の突起をちゅぷっと咥え込んでみる。
「ちゅ…ちゅばっ…ちゅううう」
もう一方の手で、強めにつまみ上げる。

「ひゃぅッ ぁあ…あっ んはぁ… 時雨ぇ んんっ」
ゆっくりと撫でていた指が急にきつく乳首をつまみ
反対側は恥ずかしい音を立てながら吸い上げられれば
ビクンッと背筋を反らせ胸を突き出すような格好で時雨の頭を抱きしめてしまう。

まだまだ、これからだと言わんばかりに、突起に歯をたてて少々きつめの刺激を与えていく。
咲也の下半身も苦しそうに頭をもたげてきたが、まだいじってやらない。
「もっとイイ声で鳴いてよ…欲しいなら…望むならいつでも快感を与えてあげるから…」

「ふにゃ…ぁあ…ッ あっあっ…ぁぁ… しぐ…れ… んぁぁッ」
撫でられるだけでも感じてしまう乳首を歯を立てて愛撫されれば痛みすら快感になってゾクゾクっと身体を震わせて。
「はぁ 時雨… もっと…もっとぉ 時雨を…感じさせて…」
遊郭に帰ったらまた客と身体を重ねなければならない。
今だけは時雨を感じていたくて。

喘ぐその声は徐々に大きく…激しくなっていく。
コリコリと硬く勃った突起を、絶えず強くつまみ上げ、時折つねってみたりする。
「ねぇ…どこを気持ちよくして欲しい?…言わないと辛いよぉ?」
布越しに咲也の屹立を人差し指でつうっ…と撫でるが…それだけで、余計な刺激は与えない 。

「あぅッ ぁぁ… 時雨の…いじわ…る… んぁっ…ぁあ はぁ…」
快感に潤んだ瞳で時雨を見つめて 恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながら自分からズボンを脱いでいく。
時雨の手を捕まえて。
「…扱いて…気持ちよく…して…」
と、小さく言って顔を隠す。

「ん…よくできました…でもまだ…意地悪はやめてあげないよ?」
咲也のお望み通りに、咲也の屹立を柔らかく握りしめ…ゆっくり扱く。
ゆっくり、ゆっくり…イキそうでイケない、絶妙な力加減で愛撫を加えていく…
「どう?気持ちいいでしょ?」

「くぅぅ…んっ ゃ…あっ んっんっん…ッ しぐ…れぇ んぁ…ぁ ぁぁあ…」
絶妙の力加減に快感の波に全身を震わせ頭の中が真っ白になっていくようで。
「気持ちい…ぃ… 時雨ぇ はぁぅ… ふっ…ぁ」
声すらも震えて。

ひくひくと手の中で屹立が脈打つ。
ゆっくり扱いているのでまだ絶頂には遠い。
直に、その快楽がつらくなるだろう。
まだ咲也の声を聞いていたくて、あえて弱い刺激を与え続ける…
「ほら…気持ちいい? もっと求めないの…?」

「し…ぐれぇ… んぁぁッ ふぅ…んっんっん… ゃ…ぁあッ もっとぉ… あああッ」
恥ずかしいとは思いつつ ゆるゆると与えられる快感に我慢できずに時雨の手に自分の手を重ね
『教育』の時とは逆に時雨の手を握り締めるようにして自慰をするように動かしていく。
「ふぁっぁぁあ…っ 気持ちいッ んぁぁああっ もっとぉ 時雨ぇ…っ」
ガクガクと開いた脚が震える。

「だーめ、自分でしちゃだめって咲也も言ってたよね?」
と、一緒に握る手を優しく払い除けて。
「イきたかったらイかせてくださいって言わなきゃ…ね? 咲也…」
あの日の教育と似ているが…時雨は咲也の痴態をもっと見ていたくて、なかなか咲也を達せさせない。
先走りをぺろりと舐めて、咲也の欲情をそそらせる。

「ふ… ぁぁんっ し…ぐれぇ 時雨…っ もっとぉ んぁぁ… ひぅッ」
払い除けられた手でシーツに爪を立て。
それでも腰は時雨の手の動きに合わせて揺れてしまい。
「はぁっ も… ダメェ ぁぁあん イかせ…てぇ… くぁぁ…ん」
気持ちいいが胸が苦しくなるようなせつなさに涙を浮かべ時雨を見上げる。

「いやらしいね…綺麗で…すごくそそるよ…」
息も絶え絶えにおねだりする咲也を見てにっこりと笑う。
「いいよ…好きなだけイキな? 今夜限りだから、いっぱいいっぱい快感を刻んであげるね」
と、ついにくぷっと咲也の屹立を咥え込んでいく。
ちゅぱちゅぱとまずは先端だけを舐めとって。

「はぁ はぁ 時雨…」
涙で潤んだ瞳で時雨を見つめ。
先端を咥えられればそれだけで腰が跳ね先走りが溢れる。
「ぅああ… 時雨ぇ やぁ…ん…ッ お…奥まで… はぁッん ぁああッ」
時雨の髪に指を絡まらせぐっと時雨の口の中に屹立を押し込むように腰を浮かし。
「んぁぁ…ぁぁっ 気持ち…ぃ… はぁ…ぁぁ」
時雨の口内を感じてゾクっと身震いする。

ちゅぱちゅぱと吸い上げて咲也の屹立を味わっていく。
咲也の身体は徐々に出来上がり、もはや自分では制御できる境界線まできた。
物足りなさに痺れを切らせたのか不意に時雨の頭を持って、まるで性器のように口を犯すように腰を振る。
「ん…ぶ……ちゅ……ちゅばちゅぱ…」
それを拒否せず受け入れて喉奥まで味わっていく。

「ぁああっ 時雨っ イ…っ くぅ…っ ぁああ…ぁぁあっあああッ」
ゆるゆると30分以上も愛撫に耐えてきた屹立は時雨の口の中で一気に膨らみ勢い良く白濁を吐き出す。
「はぁ… はぁ… しぐ…れ… はぁ…」
全身の力が抜けパタリとベッドに身体を沈め。
「…『今夜限り』なんて…言わないで… 遊郭に帰っても…一緒に…居て…」
快感の余韻と時雨の言葉に寂しさを感じて潤んでいた瞳からツ…っと涙が零れる。

「んっ…んむうぅうーっ…ちゅっ…こくん…こくん」
溜まりに溜まった精液が吹き出して、時雨の口内を満たせば、それを飲み干していく。
くたっと咲也がへたれこむのと同時に涙を流しているのに気付く。
「ああ…ごめん…言い方が悪かったね…向こうに帰ったらもう逢えないってわけじゃないでしょ?」
涙を掬い取り。
「ずっと一緒…とはなかなかいかないけど…できるだけ…ね?」

「うん…」
時雨の言葉に安心したように微笑み。
「はぁ… 時雨… コッチも…気持ちよく…シて…」
涙をすくってくれた指を捕まえて唾液で濡らすように舐めて孔へと導く。

安心したように微笑む咲也を優しく撫でる。
そして咲也の孔へと手を導いていく…が
「ほら、こういう時はいやらしくおねだりしないと…咲也が僕のことを欲しいように…僕が咲也のこともっともっと欲しくなるようにしなきゃ…」
と、優しく問いただして…
「どうすればいいかわかるよね?」

「え…?」
快感でぼやけた思考では時雨の言葉の意味が一瞬で理解できずしばし固まる。
「うんと… 時雨のも…?」
時雨のズボンの布越しに撫でると熱く硬くなっているのを感じる。

「ん……はあ…咲也…」
撫でられただけで、こちらも甘い声を出してしまう。
「咲也の甘い声聞いてたら…やっぱりそそるね」
と、スルッとズボンを脱ぐ。
ピンと立ち上がった屹立からは先走りが溢れて…

「ん… ちゅ くちゅくちゅ… ちゅぱ」
時雨の太ももに膝枕するように横になり屹立に吸いつく。
時雨の右手で孔を弄ってもらいながら快感を共有するように時雨の屹立に舌を絡ませ強く吸い上げ先走りを飲み込んでいく。
「ふぁ… 時雨 ちゅぷ 気持ち…いい…? くちゅん…」

「んあっ…いいっ…咲也気持ちいいよ?」
快感に耐えつつも、咲也のピンク色の孔をくちゅくちゅとかき混ぜながらほぐしていく…
時折両手を使って孔をこじ開けて息を吹きかけてやるとヒクヒクと孔が蠢いて、欲しい欲しいとねだっているようにさえ見える 。

「ひぁっ んんんっ」
時雨の指にビクンっと身体をすくめながらも、時雨の屹立からは口を離さず一生懸命奉仕していく。
「ちゅるる… んんぁ ちゅくん くちゅ」
屹立を咥えたまま上目遣いに時雨を見つめて、孔もひくひくと指を締め付けながら『時雨が欲しい』と全身でおねだりして。

健気に、時雨の屹立に奉仕をする咲也。
そろそろ頃合いだろうと咲也の口から屹立を抜き取って咲也を仰向けに寝かせる。
「もう…我慢できないや…」
咲也の孔の入り口に屹立をあてがって…
「いっぱい感じて…」
ぐちゅうっと一気にねじ込んでいく。

「うん… 時雨 …んッ あぁぁぁ…っ くはぁぁっぁぁ…ッ」
時雨を迎え入れるように時雨の背中に腕を回して抱きつき、一気に貫かれればぎゅっとしがみつくように腕に力を込める。
「あぁ…ぁぁぁあ… 時雨 時雨ぇ…」
中に感じる熱さだけでガクガクと身体が震える。

「つあっ……咲也っ」
とろとろの咲也の中の感覚に思わず目を瞑り、きゅうと締め付けてくれば目眩さえ感じるほどの気持ちよさ。
最奥まで貫けば、一息ついて咲也をじっと見つめる。
「僕の目を見て…」
一言声をかけるなり、ゆっくりと腰を動かし始めていく。

「は…ぁ…っ 時雨… ふ…ぁぁ んぁぁ…ッ」
快感に潤んだ瞳 上気した頬 甘い吐息を零す唇 時雨を抱きしめて震える腕 時雨を受け止めてきゅうっと締め付ける孔…
全てを時雨に捧げるように時雨の声に蒼い瞳を間近に見つめる。

きゅうと咲也を抱きしめて、こつんとおでこを当てる…
腰の動きは激しさを増して、お互いの吐息が密に絡み合う。
銀色の涎を垂らしながら快感に浸る咲也の唇を再度奪い、孔や接吻の水音が部屋に響き渡る。
「ちゅ…じゅる…んあっ…咲也っ…いきそっ」
貪るようなキスの合間に絶頂が近いことを告げる。

「んっ…んっ…んんッ 時雨 はぁっ ちゅく… ふぁぁ…ッ 僕もっ ぁああっ イ… くぅ…ッ」
時雨を抱きしめる腕も開いた脚も 時雨の動きに合わせて揺らしていた腰もガクガクと痙攣するように細かく震えだし。
「一緒に…連れてって…っ 時雨ぇ…ッ」

「いくよっ……咲也…受け止めて…快感も…僕自身も…」
腰をガクガクと震わせた瞬間に、熱いほとばしりを吐き出す。
咲也の中の熱さと相まってとろけてしまいそうな感覚に襲われて、どっと咲也に寄り添う。
肌が触れ合っている…それだけで咲也と混ざり合って一つになるような気がして…

「うぁあああッ ひゃぁぁああああ…ッ 時雨っ 時雨…ッ ぁぁあああッ」
時雨の腕の中でビクンビクンと身体を跳ねさせながらも時雨の全てを受け止めて自身も絶頂を迎える。
「はぁ… 時雨… しぐ…れ…」
荒い息を吐きながらぐったりと身体を重ねてきた時雨をしっかりと抱きしめる。

汗ばむ身体を寄せ合って、収まらない咲也の胸の高鳴りを感じつつ、咲也を見つめる。
「気持ちよかった…なんだか不思議な感覚だったよ…」
髪をかき分けながら咲也の頬やおでこにキスを落とす。

「はぁ はぁ 時雨… ん…」
ぎゅっと時雨を抱きしめ直して頬にキスする時雨の方に顔を向け唇を重ねる。
「ちゅ… くちゅ… 時雨 大好き…だよ ちゅ…ッ」

「ありがと、咲也…僕は…咲也のこと信じてるから…」
ちゅぱと咲也の唇を何度も何度も味わって…強く強く咲也を抱きしめる。

「うん… 時雨 ちゅ ちゅく 時雨…」
時雨の言葉に頷きながらキスを繰り返し力強く抱きしめ返す。

「さぁ…シャワーをあびて帰ろうか…この温もりや快感が残っているうちに…」
咲也の手を取ってゆっくりと体を起こさせて。

「うん…」
離れてしまうのを惜しむように時雨の頬にキスをして。
シーツをベッドからはがし着替えの服と一緒に洗面所に持っていき洗濯機に放り込み洗いながら、浴室に入りシャワーを浴びる。
「明日からまた遊郭での暮らしだけど… 時雨の話も『全部』聞けたし…この一ヶ月で色んな時雨を知れたから… ずっと一緒にいようって…改めて思えたよ…」
シャワーを浴びながら時雨に微笑み。

温かなシャワーを浴びながら、照れくさそうに話す咲也に、こちらもなんだかむず痒くなってえへへと微笑む。
「ありがと…今度は咲也のこと…聞かせてね」

「ん…」
シャワーのお湯が降り注ぐ中 ぎゅっと抱き合ってお互いの肌のぬくもりを感じながら目を閉じる。
「時雨… 愛してるよ…」

「……ありがとう、咲也…」
こちらもぎゅうと抱きしめる。
ふわふわとした不思議な感覚が心地よく。
ずっとこのままも悪くないと、しばらくそのままで 。

気持ちのいい疲労感とお互いの肌に触れ抱き合っている多幸感に眠気にも似たふわふわとした感覚に包まれる二人。
最後までイチャついていたいと言うようにお互いの身体や髪を洗い合ってゆっくりとシャワーから出る。
手配したタクシーが着くまでリビングのソファで涼みながら軽く口付けたりと最後まで『二人きり』の空気を満喫して…
静かに『休暇』が終わろうとしていた…




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